Elderly patients study

高齢化が急速に進む日本では、高齢のがん患者が増加している。肺がんだけをみても、罹患している約12万人のうち、47.5%が75歳以上の後期高齢者である(2013年、国立がん研究センター がん情報サービスより)。

 多くの臨床試験でがん治療薬の推奨度が変わってきている。しかし、臨床試験の患者組み入れは、18歳以上と記載されているだけである。実際に、登録され試験に入る患者背景年齢は、60歳前後となっている現実がある。

 高齢者に対しての定義は、様々である。

高齢者医療制度では、

  前期高齢者医療制度: 65歳〜75歳

  後期高齢者医療制度: 75歳〜

国際連合       : 60歳〜

世界保健機構(WHO)   : 65歳〜

  

肺癌への高齢者向けの臨床試験も多く実際され、一覧で表してみた(2019年6月現在)

PhaseIIでの少数の試験ではあるが、LOGIK1201試験では、Pem+Bevの併用については、コストも含めて推奨されない結果となった。しかし、2019ASCOで公表される、WJOG7813Lの結果において、高齢者へも併用療法の期待が待たれる。(2019年6月)