所沢の呼吸器診療の夢

 新年あけましておめでとうございます。20167月より呼吸器科医長として赴任した濵元 陽一郎と申します。以前は、同じ国立病院機構の災害医療センターにて12年間勤務しておりました。この度、御縁があり所沢の呼吸器診療を盛り上げるべく西埼玉中央病院で診療させていただくこととなりました。

11月からは、後輩医師である井部達也先生も加わり2名の体制で呼吸器診療を行っております。所沢市周辺の呼吸器診療は、潜在的に発展を期待できる地域であり、大変心強いパートナーが加わり、更に皆様に呼吸器診療を提供できればと考えています。

 

呼吸器疾患の領域は多岐にわたります。悪性疾患として肺癌、びまん性肺疾患ではCOPDや間質性肺炎、またアレルギー疾患の気管支喘息、感染症では肺炎や肺結核症など守備範囲が広い診療科です。我々は、今まで領域にとらわれず呼吸器専門医としての教育を受けてきており、偏りのない呼吸器診療の実現を目指して日々診療を行ってきました。

 

 肺癌領域では、数年前までは分子標的治療薬が注目される薬剤でした。しかし現在では、昨年認可された免疫療法(オプジーボ)が注目を集めています。20169月には、早々に当院でも免疫療法を使用しています。より良い医療を提供する目的で、医師・薬剤・看護師含め、皆で癌研有明病院へ定期的に勉強会へも参加することで、最新の情報共有を行っています。他施設の臨床試験へも多く参加し、日々モチベーションを維持できる診療を心掛けています。

 

 埼玉県は日本全国でも高齢化の進んでいる地域です。呼吸器疾患を罹患される患者様も、高齢者であることが多いかと思います。現状では、県を超えてもしくは遠方へ診療依頼をされている先生方も多いのではないでしょうか?近くの病院へ受診できれば高齢患者様に限らず、メリットが大きいかと思われます。埼玉県・所沢市近隣の呼吸器疾患を疑う場合、遠方まで紹介の前に、所沢市の西埼玉中央病院 呼吸器科へ先ずはご相談ください。

 

 赴任後半年が経過し徐々にですが、呼吸器疾患の相談が増え始めて参りました。健康診断や日々の臨床上、胸部異常陰影の疑いがある場合は、僅かな陰影でもご相談いただければ、適切に検査診療しお答え致します。

 

所沢の呼吸器診療を更に充実できる為には、皆様の紹介して頂く患者様が大切となります。地域の先生方の紹介して頂くことで我々も組織として成長していくと信じています。皆様に育てて頂けるようような呼吸器科を目指して頑張って参ります。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

 ※西埼玉中央病院呼吸器科では、独自にホームページを立ち上げ情報は発信を行なっています。また、タイムリーにはブログを使用して情報を公開中です。    

2017年1月5日

呼吸器科医長

 濵元 陽一郎