2016年より発足した、西埼玉中央病院呼吸器内科診療は、5回目のお正月を迎えることとなりました。皆様の支援・協力があり、今まで診療を継続することができました。近隣の医療機関の皆様には、大変感謝しております。
昨年のテーマは、「挑戦」でありました。
2020年の1年は、ほぼ新型コロナウイルス感染に終始しました。新年を迎えても未だに収束の兆しも見えず、医療関係の方々は大変な思いで診療をなされているかと思われます。昨年2020年1年通じて、「挑戦」のテーマ通り、西埼玉中央病院呼吸器内科は多くの挑戦を実行できたと思います。
・所沢周辺からの呼吸器診療の多くの紹介状獲得と逆紹介の実績(業績参照)
・様々な臨床研究の多くの患者登録(臨床研究業績参照)
・初期臨床研修医3年連続定数3名充足(研修医教育業績参照:教育部長として)
「臨床・研究・教育」の3本柱の中心的な診療科へ成長し、更に多くの挑戦に挑んで来ました。
2019年 「飛躍」
2020年 「挑戦」
2021年のテーマは、「調和」を呼吸器内科診療の目標として診療を行って参ります。
新型コロナ感染症蔓延する中、呼吸器内科は病床での診療、そして地域への診療サポートなども積極的に取り組んでいます。今年の調和の意味することとして、所沢市を1つの病院と捉えた呼吸器診療を担える様に調和を進めていくことです。多くに病院・診療所等の先生方と密に連絡を取ることで、更に所沢中心とする呼吸器診療の発展を支えていければと考えております。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
2021年1月1日
呼吸器科医長
濵元 陽一郎
随時、西埼玉中央病院呼吸器新聞(West Saitama Respiratory News)を発刊しています
呼吸器の疾患は、悪性腫瘍である肺癌、気管支喘息やCOPD、びまん性肺疾患、間質性肺炎など多岐にわたります。埼玉県西部医療圏の皆様に安心して分かりやすい医療を提供できるよう心がけて参ります。
民間医局のサイトにて、2018年7月11日より全6回で連載させて頂きました。是非、ご覧ください。
現在、現在休診の予定はございません(2020/12/31)
(過去講演会はバックナンバーよりどうぞ)
(過去講演会はバックナンバーよりどうぞ)
呼吸器疾患は、多岐にわたる領域です。
・悪性疾患(肺がん、悪性胸膜中皮腫等)
・びまん性肺疾患(COPD, 間質性肺炎等)
・アレルギー疾患(気管支喘息等)
・感染症(市中肺炎、誤嚥性肺炎等)
西埼玉中央病院呼吸器科は、ある1つの呼吸器診療分野に特化することなく、呼吸器診療全般を診ることのできる医師を教育し診療にあたっています。
西埼玉中央病院呼吸器科では、呼吸器診療を行うスタッフを募集しています。地域の呼吸器専門治療を楽しい仲間で働いてみませんか?専門医取得している先生、これから専門医を取得する先生、初めて呼吸器の診療をやりたい先生、いずれも大歓迎です。
少人数ですが質の高い診療を心がけ、臨床だけでなく、教育・研究マインドをもち、モチベーションの高い人材を待っています。(2018/2/24)